ある日、おばあちゃんが転んで、骨折してしまいました。

その日から寝たきりの日々が続き、大好きなおばあちゃんは、すっかり元気を無くしてしまいました。

仕事で忙しい父母に代わり、私の面倒を見てくれて、ここまで育ててくれたおばあちゃんには感謝の
言葉しかありません。その大好きなおばあちゃんにとって「今まで普通にできていたこと」ができなくなり、

生きていくうえで、人の助けが必要になってしまいました。

 

「ごめんね。」おばあちゃんから出てくる言葉は、感謝ではなく、いつも申し訳なさそうな弱々しい言葉。

そんなおばあちゃんを見るのがつらかった。ちょうどそのころ、整体院の存在を知り、思い切って電話

してみると、快く話を聴いていただき、門下生の扉が開きました。

 

およそ２年の整体院での修業でしたが、同じころ、発酵食に出会います。発酵食大学、大学院と学びを

深め、身体の外から、内から健康になるための技術や知識を得ることができました。

おばあちゃんの助けに、わたしが少しでもなることができたら、との想いからです。

 

家族という社会の最小単位に向けて、健康とは？、健康に必要なこととは？

という疑問に応えるため、家族が幸せに暮らせるために、ライフワークとしてこの仕事に取り組みたいと

思いっています。

特に、子育て世代は私と重なり合うところが多く、まずは身近な世代から伝えていきたいと考えております。